起業資金の融資を受けるなら、誰もが知っておきたい3つのこと 

少数ですが大企業の中でも
副業を認める会社が増えて
きました。

 

今後もこの傾向は
拡大していくと思います。

 

副業の先には起業・独立という
選択も出てくると思います。

 

 

起業独立するときに
気になるのが
起業資金のことです。

 

 

起業資金をすべて自己資金で
準備することはできないので
不足資金を融資などで
調達しようと考える
ことになります。

 

融資に関して初めての
経験になるので
誤った認識や知識を
もっている人が多くいます。

 

 

いつも感じるのが
起業家と金融機関との
認識のギャップです。

 

 

融資する金融機関の
考え方を事前に理解して
おくと融資交渉は円滑に
進みます。

 

今回は起業するときに
ぜひ知っておきたい
金融機関の3つの考え方について
まとめてみました。

 

 

融資を受けるときの
参考にしてください。

 

 

目次

自己資金について


起業資金の融資を受けるときに
自己資金が必要になります。

 

理想としては総事業費用の
50%程度の自己資金があると
高い確率で融資が受けられます。

 

 

一般的には総事業費用の
20~30%の自己資金が
必要とされています。

 

 

10%以下だとかなり
厳しいと認識しましょう。

 

 

金融機関はこの自己資金を
起業家が思っている以上に
重要視します。

 

 

やはりこれから起業創業して
厳しいビジネスの世界で生きていくのに
自己資金すら準備できない人が
やっていけるのかというところで
しょうか。

 

 

実際の相談で多いのが
自己資金が不足しているので
何とか融資資金を多く借りたい
というものです。

 

 

基本的には時間がかかっても
いいから自己資金を貯めてから
融資を受けるようアドバイス
しています。

 

起業資金の融資は
目的ではなく手段でしか
ありません。

 

融資を獲得すには
まず自己資金を準備する
ことから始めることが
遠いようで王道で近道です。

 

 

自己資金が貯まるまでは
手元資金の中でビジネスを
展開することによって
資金の重要性を認識しつつ
経営感覚を磨きましょう。

 

 

 

業務経験について


起業・創業に融資を受けた人の
多くは起業した業種の経験を
保有しています。

 

 

経験業種での起業独立の成功が
高いという事実があります。

 

 

それだけに金融機関は
起業する業種での経験の
有無をチエックします。

 

 

長ければ長いほど有利です。

 

 

店長などの管理者を
経験しているとかなり有利になります。

 

貸し手としてはまったくの
未経験業種より経験業種の方が
安心して融資ができるのは事実でしょう。

 

 

アマゾン輸出入ビジネスなどの
ネット系物販の場合
副業として行っている人が
多いと思います。

 

 

もちろん副業でも
業務経験として認められます。

 

ただ注意しなければいけない
ことがあります。

 

金融機関では
まだまだネット系のビジネスは
得体の知らない怪しいビジネスと
思っている傾向があります。

 

少数ですが理解している
担当者もいますがまだ少数です。

 

これだけネットが普及しているのですが
金融機関はあまりネットビジネスの
ことを知りません。

 

知らない人が融資を審査しても
融資は通りずらくなります。

 

起業する人は
金融機関は融資のプロだから
何でも知っているし
アマゾン輸出入ビジネス等の
ネット系物販にも詳しいと
思っていますが

 

実際は、その逆で
あまり知らないと思ってください。

 

 

まずはアマゾン輸出入ビジネスが
どのようなビジネスモデルで
収益を生んでいるのかしっかり
説明できるような資料を準備しましょう。

 

 

理解してもらった上で
副業での業務経験を
説明しましょう。

 

 

金融機関の担当者に
ビジネスモデルを
理解してもらくことは
とても重要です。

 

 

経営者の資質について


サラーリーマン・フリーター・主婦など
から起業する人が比較的に多いと思います。

 

起業するときに個人・法人に
関わらず経営者として認識
されます。(本人に自覚がなくても)

 

起業する当事者自身は
ほとんど意識していないのですが
とても重要なことです。

 

 

簡単に言うと
給料をもらう側から
支払う側になります。

 

 

サラリーマンであれば
1ヶ月しっかり働けば
給料をもらえます。

 

起業するとわかるけど
とてもありがたいことです。

 

でも経営者は1ヶ月
しっかり働いても
利益がなければ
給料を払うことが
できません。

 

 

だからいかに利益を出すか
毎日真剣に考えます。

 

 

売上を1円でも多く稼ぎ
経費を1円でも少なくなるよう
切り詰めようと努力します。

 

 

よく一日中会社の無駄な電気を
消して回る社長をサラーリマン時代は
少し滑稽に感じるかもしれませんが
起業するとその気持ちがすごく
わかるようになります。

 

 

利益に執着して
粘り強くその利益創造を
追求し続けることが
できるかどうかです。

 

 

もちろん起業前から
100%身につけられる
わけではありませんが

 

金融機関は面談や
作成された資料などから
可能な限り経営者の資質を
見抜こうとします。

 

それだけに起業するとき
何もわかりませんので
よろしくお願いしますという
考えはプラスの印象を
与えません。

 

 

理想的には
起業前から本を読んだりセミナー出席などで
自己啓発に努め経営者としての
資質やセンスを磨いておくことを
おススメします。

 

 

必ず起業融資を受けるときに
プラスになるだけではなく
起業を成功させるためにも
必要なことです。

 

 

これから起業する人に
金融機関はたくさんのことを
望んでいるわけではありません。

 

 

少しでもキラッと光るものが
あれば担当者の印象に残りますので
がんばりましょう。

 

 

起業資金の融資を受けるなら、誰もが知っておきたい3つのことのまとめ


今回上げた3つのことは
金融機関が重視している
ポイントですが起業する側が
ほとんど意識していないことは
とても残念です。

 

 

審査の現場では大きなギャツプが
生まれ融資審査にも影響している
のではないかと思います。

 

 

今回以下の3つについて
まとめました。

 

  • 自己資金について
  • 業務経験について
  • 経営者の資質について

 

いかがでしたか。

 

すごく当たり前のことで
難しい事ではないと感じた
人が多いのではないでしょうか。

 

 

でも起業を焦るばかりに
どうにかなると大切なことを
飛ばしがちです。

 

 

上記のポイントを中心に
金融機関の融資審査で
チエックされ融資の可否や金額
が決定されます。

 

 

アマゾン輸出入などの
物販系ビジネスであれば
副業で経験を積みながら
コツコツと資金を貯めて
本などで経営の勉強をすれば
十分準備が可能です。

 

 

起業準備がある程度整えば
そこで融資を受け資金を投入し
大きく飛躍してくことが
成功の近道です。

 

 

今回お伝えした3つの
ポイントを少し意識して
起業資金の融資に対応
してみてください。

 

 

きっと希望する起業資金を
獲得できると思います。

 

がんばってください。

 

 

 

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