MASAです。
「中国OEMのオリジナルブランドってよく聞くけど、それってなに?」
「ブランディングって聞くけど、どう考えていけばいいの?」
この記事は、そんな方に向けての記事です。
Amazonでの物販のみだけだとブランディングを意識する機会も少ないですし、Amazonのプラットフォームがオリジナリティを出しにくいので不向きですが、その先を見据えるのであればやはりブランディングは大事だと思います。
中国OEMに興味のある方、実践中という方はぜひ参考にして頂けたらと思います。
【2019最新】中国OEMオリジナルブランドの作り方、考え方
ブランディングとは
ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。
Wikipediaより引用
ブランディングというと高価なイメージを持たれる方もいると思いますが、そうではありません。
自社が展開する商品やサービスの認知度、イメージなどを浸透させるための全ての過程や活動のことを言います。
- ユニクロ→安価で品質のいい服が手に入る
- QBハウス→1000円で素早くカットしてもらえる
ユニクロは「安いけどダサイ」というイメージから脱却して、安くて高品質な商品を提供している今や世界を代表するアパレルブランドになっています。
QBハウスは「1000円カット専門店」としてサービスを展開していますが、そのサービスとコスパ、クオリティの高さがブランドになっていますね。
このような感じで安い高いは関係なく、顧客の信頼や良いイメージを浸透させるための行動は全てブランディングの一環となります。
なぜAmazon販売でブランディングが必要?
上述の通りAmazonでの物販のみだけだとブランディングは不向きです。
おおまかな理由としては以下の通りです。
- カタログの仕様が一緒(→オリジナリティを出しにくい)
- 低レビューなどで嫌がらせされやすい(→ブランドコントロールしずらい)
それでもブランディングは意識すべきだと個人的に思います。
何故なら現在はAmazonだけでなく「楽天やGoogle、SNSなどでも商品が検索される時代」だからです。
価格の比較はもちろん、レビューや評判など総合的に判断されて購入されるため、ブランディングを意識しているかどうかで商品の寿命は大きく変わってきます。
Amazon以外で自分の商品が検索された時に、他のモールで売られていたり、公式ページがあるだけで信頼性は一気に上がるためブランディングが購買率に直結するというのはイメージできますよね。(中国人セラーはここまで出来ていないというのもあります)
ちなみに僕は、Amazonの広告レポート、Googleや楽天のサジェストでもブランド名が表示されています。
商材の選び方
では、ブランディングを踏まえた上で商材やカテゴリーはどのように考えていけばいいでしょうか?
バッグボーン
皆さんそれぞれ生きてきた人生や過程があると思いますが、そのバッグボーンを生かすのが一番説得力があると思います。
- 自分の興味のあるもの、好きなもの
- 本業から派生できるもの
- 詳しくなったもの
「本業から派生できるもの」は、この後のヒストリーに生かすことができます。
「詳しくなったもの」というのは、例えば子育てを経験したお母さんがベビー用品に詳しくなったというような、必要にかられて詳しくなったものということです。
お金を稼ぐことも大事ですが、商品に愛着が持てないとやはり販売し続けるのは厳しいので、自分の詳しい分野、興味がもてる分野が望ましいです。
ヒストリー/コンセプト
- 本業を通して〇〇というニーズに気づいた
- 子育てを通して、あったらいいなに気づいた
なぜ、自分がその商材を販売しているのか?というようなヒストリーが説明できると、説得力が出るので良いと思います。
それがそのままコンセプトにもなります。
商材の選び方
- 集客しやすい商品
- 売れている商材
バッグボーンとヒストリーを踏まえた上で、上記の観点から商材やカテゴリーを選ぶのがいいでしょう。
バッグボーン×ヒストリー×商材がマッチすると親和性が生まれ、自分のブランドの方向性や土台が固まるでしょう。
まとめ
自分のOEM商品より有名メーカー商品の方がページの作りも甘く、レビューが悪いのに全然勝てない…
なんてことはAmazonでOEMを実践している人なら経験があると思います。
それは単にAmazonの中だけなく、その他のモールや媒体などでその有名メーカーが作り上げてきたブランディングがあるからです。
ブランドは【長く、高く、安定して売るための方法論】です。
これはどの商売でも通じることなので、とても重要なことになります。
非常に考えるのに大変なことではありますが、自分の物販・商売を息の長いものにするためには大事なことですので、ぜひ考えてみてくださいね。