以前このブログで
卸を取るためのメール交渉のコツをお伝えしました。
複数のメーカーに卸交渉をしていくと
「直接会ってお話したい」
と言われることがあります。
普段から営業などで交渉が慣れている方は
問題ないかもしれませんが、そうでない方は
直接会って交渉するのに抵抗を感じるかもしれません。
そこで今回は直接会って卸交渉する際の
ポイントをお伝えしたいと思います!!
販路について
スムーズな交渉をするにはあらかじめ
何を聞かれるかを予測しておく必要があります。
まず、必ず聞かれるのが販路についてです
実際の販路はアメリカAmazonだけだとしても
たまにメーカーがAmazonへの出品を
嫌っている場合がありますので、
Amazon一択とは言わない方がいいと思います。
ebayなど別の販路も言ってもいいのですが
おススメは海外ネットショップで販売すると伝えることです
その為には実際に海外ネットショップを作る必要がありますが
今は無料で作れるネットショップもありますし
Google翻訳の機能も向上していますので
チャレンジはしやすくなっています!
※実際に販売する必要はありません。
少し手間かもしれませんが、交渉を有利に進める為に
作成することをおススメします☆彡
海外需要について
海外需要に関する質問もよくされます。
たとえば・・
- どうやって売れる商品を見つけてるのですか?
- 販売数の予測はどうやって行っているのですか?
- 御社の他の商品は売れないんですか?
このような質問です。
物販をやっている方なら
「keepaやライバル数をみて販売数を予測している」
と言えばすぐ伝わるのですが
担当者の方には伝わりません(^^;)
そもそも「ツール」が何かも想像できないと思います。
なので、相手の方がピンときてないようでしたら、
ツールを実際に見せた方がいいです。
keepa(有料版)でもいいのですが、
誰でも見ることができますし
初めての人がみてもあまり意味が分からないと思うので
おススメはアマトピアの在庫追跡ツールです!
デザインも良く、売れ行きも一目で分かるので
これを見た担当者の方は一瞬で理解してくれます(^^)
ただ、在庫追跡ツールを使う場合は
あらかじめ商品を登録しておく必要があるので
流れとしては以下ような感じになります。
- 卸交渉メールを送って反応があったメーカーの商品を調べる
- 売れている商品をすべてアマトピアで在庫追跡する
- 直接交渉の時に使う
- 卸が決まったら在庫追跡の数を元に仕入れ数量を決める
在庫追跡ツールを使うと
keepa有料版より正確な販売数を把握でき、
仕入れ数量を決める時にも役立ちますので
興味がある方はぜひ活用してみて下さい!!
物流倉庫について
「物流倉庫(拠点)はどこですか?」
これも結構聞かれます。
これは物流倉庫の場所によって
発送元の工場が変わるメーカーがある為です。
自宅がマンションで
メーカーの発送先がマンションの一室となると
雲行きが怪しくなってきます(^^;)
なので物流倉庫は
FBA納品代行業者の所在地を伝えましょう!
ただし、ここで重要なことがあります。
FBA納品代行業者が
メーカーからの直送を受け入れてくれるかどうかです
直送禁止のFBA納品代行業者もあるので
その場合は物流倉庫に指定することができません。
自分が使っているFBA納品代行業者が
メーカーや卸業者からの直送に対応しているか
しっかり調べておきましょう!!
代行業者についてはコチラの記事
Amazon輸出代行会社を選ぶ際に知っておきたい5つのこと
に詳しく書いてあるので参考にしてみて下さい☆彡
メーカーが海外進出しない理由
ところで、
なぜ海外に進出しないメーカーがあるのでしょうか?
「海外で販売すればもっと売上げが上がるのに・・」
僕も疑問に思っていたので仲良くなったメーカーの方
数人に聞いてみたのですが、
通常海外展開する場合は現地法人を設立して、
市場調査して、広告・プロモーションをかけて集客して、
カスタマーサービスを充実させて、
物流会社を調査・・などとても大変みたいです。
その為進出できないもしくは撤退したメーカーも多いとのこと。
さらに、、、
業界ごとに縛りがある
グローバル化が遅れている
訴訟リスクがある
やり方が分からない
リソースが不足している
等々、様々な要因があり
海外進出をしたくてもできないみたいです。
そこに個人でも輸出ビジネスとして
参入できる隙があるんですね(*^^*)
とは言っても海外販売NGメーカーの商品を
こっそり販売するのは後々トラブルになるので止めておきましょう。
必ず了承を得てくださいね。
Amazon輸出販売で卸を取るのに大切なこと【まとめ】
- 販路について
- 海外需要について
- 物流倉庫について
- メーカーが海外進出しない理由
基本的に海外進出しているメーカーは
卸契約を断ってきます。
(代理店がない国はOKの場合もあり)
なので直接交渉を求めてくるメーカーは
まだ海外進出していない場合がほとんどです。
その為海外で販売することについて
疑心暗鬼になっていると思います
- 本当に海外で売れるの?
- 結局国内で売るのでは?
- 英語話せるの?
そんなメーカーの不安を解消しつつ、
海外進出したくてもできないという
悩みを解決する方法を提示していけば
とてもスムーズに話も進み
契約が取れる確立が上がると思います。
ほとんどの交渉はメールや電話で決まることが多いですが
もし、直接交渉を求められた際に
今回の記事が参考になれば幸いです(*^^*)