Amazon食品せどりとは?
Amazon食品せどりとは、その名の通りAmazonで「食品・飲料」を販売する手法です。
仕入先は海外の場合もありますし楽天やYahooショッピングのこともありますが今後のことを考えると農家やメーカーなどとダイレクトに契約を取れない場合は海外輸入がメインになってくると思います。
現状マーケットとして成立しているのは国内の他のモールで仕入れてAmazonで売るという手法です。
Amazonの集客力とカテゴリー規制の参入障壁の高さを利用して稼ぐビジネスといえます。
Amazonの食品販売規制について
2016年末頃までは食品をAmazonで販売している方は多くなかったのですがAmazonでは事前に出品許可さえ取得すれば、誰でも食品を販売することが可能です。
誰でも販売でき、リピートが期待しやすいめぼしい食品という商材をなぜセラーが販売してこなかったかというと、2016年末までは食品のFBA販売ができなかったためです。
Amazonビジネスは副業や副業でなくてもFBAを活用してあまり人を雇わずに取り組んでいる人が多いので自己発送で食品を扱っている「個人」というのはそれほど多くなかったのです。
FBAを利用することで、
・商品の保管
・受注管理
・商品の梱包、発送
・返品対応など
物販における面倒な作業を全てAmazonが対応してくれます。
食品などの使用期限が設定されている商品これまでFBAで販売することはできなかったもののルールが変わったのです。
次にAmazonで販売しやすい食品はどんなものか、というのを見ていきたいと思います。
Amazon食品せどりで売りやすい商品
- 地域限定商品
- 卸食品
- お菓子
- 調味料
それぞれ理由があります。
地域限定商品はその理由が予想しやすいと思いますがネットで取り寄せて地方の限定品を取り寄せるというのが当たり前になってきた今の時代においてもその商品をAmazonで探すという人が増えているため例えば沖縄限定のハイチュウや北海道限定のブラックサンダー、近畿限定のポテトチップスなどを扱える場合ライバルも比較的少なく売りやすいです。
現在はAmazon自体も販売するようになったので上記のものはイマイチですがいくらでも候補はあります。
卸食品はその名の通り、卸で仕入れた食品です。食品カテゴリは一つ一つの商品の利益は薄利になりやすいのですが数が非常に多く売れます。そこで卸仕入れをして利益を上げてい区と同時にユーザーには安い価格で提供することができ副業感覚でやっている人を追い出すことが出来るという輸入ビジネスや輸出ビジネスを普段から行っている人であればもはや当然と言えるテクニックになっています。
3番目のお菓子ですがこれは保存期限が比較的長くまたインバウンドの需要が大きいので輸出ビジネスなどにそのまま応用できるため載せました。
実は日本のお菓子は海外では相当人気です。海外での食品販売は国内のAmazonの食品販売許可同様審査をクリアする必要があり現地の人の協力が不可欠なため難易度は高いですがぜひチャレンジしてみてください。
最後の調味料も保存期間が長くまたリピート需要があるので定期便などでも売りやすいためリストアップしました。ただAmazonの出品が多くやはり農家の方などとダイレクトで契約していかないと今後は難しいジャンルかもしれません。
農家の方は直販の人も増えてはいますがそもそも集客のスキルがないのでJAに委ねっぱなしの方が多いのです。周りとの関係性でJAから抜け出せないという農家ももちろんたくさんあり簡単に口出しできる問題ではありまえんが可能性の問題として覚えておいてください。
食品せどりのメリット
食品せどりには以下のようなメリットがあります。
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-
他のジャンルと比べると圧倒的にライバルが少ない。
2016年から後半から食品せどりブームが来ていますが、
それでも他のカテゴリ販売と比較すると、まだライバルは圧倒的に少ないです。 -
リピート仕入れがしやすい。
食品せどりで仕入れる商品は最初は楽天やYahooショッピングなどの仕入れから始めることが出来るので在庫を切らすことが少ないです。
-
まとめ買い・リピート買いがされやすい。
食品せどりは、一人のお客さんが同じ商品を
まとめて購入してくれることが数多くあります。 -
まとめ買いで利益がアップする。
食品せどりのまとめ買いのメリットは、
商品の売れるスピードがアップするだけではなくて、
実は、もう1つ大きなメリットがあるます。それは
「まとめ買いされることでAmazonの手数料が安くなる」
ということです。カップ麺や飲料はまとめ買いが特にされやすいです。
-
価格競争になりにくい。
先に説明した通り、ライバルが極端に群がることはないので、
価格が一気に下がってしまう、価格競争になるケースは少ないです。 - 今後のことを考えると国内仕入れだけでは心もとないかもしれませんが2,3年は国内仕入れだけでいけるはずです。少しずつレベルアップして販路を増やしていきましょう。
最悪自分で消費できる
売れなかった商品は最悪自分で使う(食べる)ということが出来るので元々在庫になりにくいジャンルではありますが在庫リスクが低いのはメリットと言えるでしょう。
食品せどりのデメリット
-
薄利多売になる。
食品せどりで扱う商品は、基本的に「低単価の商品」となります。
そのため、1商品当たりの利益額も「200円~300円」となり、
沢山数を販売して利益を得る「薄利多売」となります。薄利と言っても純利益率10%は取れますし卸仕入れを行うどしてさらに利益率を上げることは可能ですしその分回転率が高いのでそこまでのデメリットとは言えないかもしれません。
-
納品作業が煩雑
売れる数が多いということは納品数も多くなるため自分ではやっていられません。早い段階で外注化しましょう。
食品せどりをはじめるには?
食品せどりをはじめるためには、
- Amazonセラーセントラルへの登録
- 食品カテゴリーへの出品許可を得る
- 要期限管理商品の出品許可を取得する(※)
まずはこの3つを行うことが必要です。
Amazonセラーセントラルに登録する
ここは解説が不要だと思うので飛ばします。FBA納品するために大口出品しましょう。
食品カテゴリー申請をする
食品せどりをはじめる際に一番やっかいなのが、
食品カテゴリー申請を通すことです。
この審査は、年々厳しくなっています。
しかし、定められている要件をしっかり満たして申請すれば、必ず取得できます。
また、Amazonは規約の改定が多く、
いつ申請が通らなくなるかわかりませんので、早めに取得することをおすすめします。
追記:現在は一時的かもしれませんが規制が緩くなったことでワンクリックで解除可能です。
Amazon食品カテゴリー規制の外し方についてはいずれ別記事で解説します。
要期限管理商品のFBA出品許可を取得する
食品カテゴリーの申請が通ったら、
次に「要期限管理商品」というもののFBA出品許可を取得します。
「要期限管理商品」とは、
簡単に言うと、賞味期限のある商品のことです。
1つ前に説明した「食品カテゴリーの申請」を通すことで、
Amazonで食品を販売することは可能になりますが、
この状態では、FBAを利用して出品することはできません。
つまり、「要期限管理商品の許可」というのは、
簡単に言えば、
「食品などの消費期限がある商品をFBAに納品するための許可」です。
現在はセラーセントラルから商品ごとに設定すればいいだけでこの部分の審査はなくなりました。
※食品カテゴリーの審査は引き続き必要です。
あとは他のカテゴリー同様商品リサーチを行って販売するだけです、検討を祈ります。
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