「Amazon輸出で追跡番号が必須に!?」
これは結構前から言われていることですが
実際は追跡番号をつけていなくても
何の問題もありませんでした。
しかし。。
いよいよAmazonが本腰を入れてきました。
2016年10月12日より
追跡番号をつけないと
アカウントに影響するようになったのです。
Performance Targetsにも
ちゃっかりValid tracking rateが追加されてます
本日は
追跡番号の必須化に関して
記事を書いていこうと思います。
無在庫販売で
SAL便(書留なし)を使っている方には
必ず目を通して頂きたいです(^^)
SAL便(書留なし)を使っている方は要注意!
無在庫で安く送る方法として
有名なのがSAL便(書留なし)です。
他の発送方法に比べてこんなに金額が違います
アメリカ宛 | EMS | eパケット | eパケットライト | 小型包装物(SAL+書留) | 小型包装物(SAL+書留なし) |
100gまで | 2000円 | 635円 | 550円 | 590円 | 180円 |
300gまで | 2000円 | 935円 | 690円 | 790円 | 380円 |
500gまで | 2000円 | 1235円 | 870円 | 990円 | 580円 |
1kgまで | 2900円 | 1985円 | 1320円 | 1490円 | 1080円 |
2kgまで | 4500円 | 3065円 | 2400円 | 2490円 | 2080円 |
そして、
実際に多くのセラーがこの方法を選択しています。
SAL便(書留なし)はたしかに安いんですが
追跡番号もなく、補償もありません。
その為、2016年10月12日より
追跡番号が必須になったアメリカAmazonでは
使えなくなる可能生があるんです。
というよりも使わない方がいいです
Amazonは発送した商品に対して
「95%以上追跡番号が必要」
と言っているのでSAL便(書留なし)を
使っている時点で95%を達成できなくなります
SAL便(書留なし)を使っている方にとって
追跡番号必須化は厳しい変更と言えるでしょう。
「必須化!?カンベンして~( ゚Д゚)」
追跡番号必須化までの経緯
アメリカAmazonは突然追跡番号を
必須化にしたのでしょうか?
実は2016年2月頃に
アメリカAmazonから
「全カテゴリーで追跡番号は必須」
と告知がありました。
「Valid Tracking Rate」
っていう項目も追加されています。
ですが実際、追跡番号なしで
発送してもアカウントに
何の問題もなかったんです。
理由としては
Amazonのシステムが海外の追跡番号に
対応できていなかった為だと思います。
eパケットやSAL便書留ありの追跡番号を
入力しても反映されませんでしたので。
表面上は追跡番号必須ですが
追跡番号をつけなくても
問題なく発送できたので
多くの方が今までどおり
SAL便(書留なし)で発送していました。
それから約8か月後
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2016年10月12日
このように変更になったんです
If you don’t meet the 95% target in a specific category, you risk losing your ability to sell non-FBA items within that category.
アメリカAmazonヘルプページより
(翻訳)
あなたが特定のカテゴリに95%の目標を満たしていない場合は、そのカテゴリ内の非FBAのアイテムを販売するあなたの能力を失う危険性があります。
追跡番号必須化の詳細
ここからはさらに詳細情報を
お伝えしていきます。
Valid Tracking Rate for international sellers
Where Amazon integrated tracking solutions are available (such as China Post Express & Logistic ePacket service), we require valid tracking numbers for at least 95% of your shipments on orders greater than $5.00 (with shipping).
Amazonヘルプページより
(翻訳)
国際売り手の有効なトラッキング・レート
Amazonの統合追跡ソリューション(例えばChina Post Express&Logistic ePacketサービスなど)が利用可能な場合、$ 5.00(送料込み)以上のご注文で少なくても発送の95%以上の有効な追跡番号が必要となります。
「商品価格が送料込みで$5以上の場合、95%以上の割合で追跡番号をつけて下さい」ってことですね。
海外の追跡番号にも幅広く
対応できるようになっています
対応している配送サービスは下記になります
- UPS
- UPSMI
- USPS
- DHL
- DHL Global Mail
- FedEx
- FedEx Smartpost
- OnTrac
- Newgistics
- Canada Post
- Lasership
- EUB
- China Post & Logistic ePacket
EMSやeパケットの名前がないですが
Amazonヘルプページには
このように書かれています。
IIf you’re an international seller with access to a carrier that’s integrated with Amazon (such as China Post & Logistic ePacket), you’ll need to use that supported carrier.
Amazonヘルプページより
(翻訳)
あなたが国際販売者である場合はAmazonと統合されているキャリア(China PostやLogistic ePacketのような)にアクセスし、あなたはそこでサポートされているキャリヤを使う必要があります。
China Postで調べてみたところ
日本郵便はサポートされていましたので
日本郵便の追跡番号なら
Amazonのシステムに反映されるってことですね。
Amazon輸出で追跡番号が必須に!?いよいよアカウントに影響してきます
- SAL便(書留なし)を使っている方は要注意!
- 追跡番号必須化までの経緯
- 追跡番号必須化の詳細
10月12日から約1か月経った今も
SAL便(書留なし)で発送している方は
沢山います。
今回の変更を知らない可能性もありますが、
知っていても「まあいいか」と思っているかもしれません。
僕の前職は
危険な場所での作業が多かったので
「まあいいかで人が死ぬ。」
と上司から叩き込まれており
仕事中の「まあいいか」は禁句でした。
なので
「まあいいか」は苦手な言葉です笑
Amazon輸出で人は死にませんが
「まあいいか」を続けていると
アカウントが停止する可能性はあります。
Amazon輸出をずっと続ける為にも
Amazonのルールに素直にしたがっていきましょう!!
最後にある芸人の言葉で
この記事を締めくくりたいと思います。
Amazon輸出で追跡番号が必須に!?最悪アカウント停止する?
信じるか信じないかはあなた次第です。 関暁夫