せどりの仕入れノウハウ決定版

目次

せどりの考え方

せどり、と聞くと転売、買い占めのイメージが強く
世間的評判はよくないでしょう。

僕自身いわゆる転売ヤーと言われる方々の
買い占め行為には眉をひそめます。

しかしあえてせどりという言葉を使ったのは
多くの方に記事を読んで欲しかったからです。

せどり、と言わず国内仕入れの小売業と言いましょう、
少しはイメージが良くなったと思います。

国内で仕入れて国内で販売するとなると
勝負を分けるのは仕入先です。

もちろん販路も重要ですが
安く仕入れることが出来るというのは
それだけで武器になります。

過去には輸入ビジネス、輸出ビジネスを
メインに情報発信を行っていましたが
国内で仕入れて国内で販売していた経験もあります。

しかしその仕入れは仕事をしていく中で生まれた
人脈を使って行ったものがほとんどです。

すでに成功環境にある人が
さらに成功していくのは難しいことではありません。

そうではなくまだ成功していない人でも
成功のチャンスをつかめる方法を
自らの経験と照らし合わせて考えました。

誰だって最初は不格好で泥臭い方法で
小さく成功してから大きな成功を掴んでいます。

まず前提条件として
人脈は0と仮定しましょう。

この状態でメーカーや卸の大きな会社を
相手にするのは不可能です。

上流から買ったほうがいいというといきなり
そこを目指して失敗して諦める方がいますが
そのようなやり方では9割方失敗します。

基本に忠実にマーケティングメソッドを
使ってどう立ち回るべきかを考えます。

まず自分の強みを使うべきです。

しかし前提条件で人脈は0と仮定しました。
(知り合いが会社の社長の人はラッキーです、
人脈はフル活用しましょう。)

また特別な能力も持っていないとします。

絵に描いたような凡人でも成功に近づける方法、それこそが
正しいノウハウです。

僕自身凡庸な人間でそこから努力を積み重ね結果を出したからこそ
正しい方法がわかります。

個人に強みがないとしても
強みは相手によって変わります。

例えば徒競走で誰にも勝てない人でも
亀と勝負したら勝てるでしょう。

実際徒競走のタイムで亀に勝てるといっても
当たり前すぎて意味はないかもしれませんが
大事なのは視点を変えるということです。

なぜメーカーや有名卸企業から商品を卸してもらえないかと言うと
それらの企業が売り手市場だからです。

何もしなくても買いたいという人が山ほど集まってきます。
大企業がわざわざ与信の少ない個人や小さい法人を相手にする理由はありません。

そのため買い手市場で勝負しましょう。

国内仕入れの買い手市場、それは展示会です。

展示会に出展している企業はまだ
集客力が弱く新規顧客を求めています。

わざわざ展示会に足を運ぶ人は
全体から見れば非常に少ないのでまず
それ自体が強みになります。

また出展企業に対する顧客という立場の強みもあります。

展示会にもよりますが有名企業はほとんどいません。

しかしそれでいいのです、
素人は何が売れるかわからないので
展示会に参加してもただの見学会になります。

これはチャンスです、大抵の人がわからないのであれば
自分は努力でそれをカバーすればいいのです。

少しだけセンスはいりますが
自分で欲しい、売れると思った商品を販売している会社の
パンフレットを全てもらいます。

ここまでは展示会に行った人の多くが行っているでしょう。

大事なのはここからです。

パンフレットの商品をAmazonで調べます。

ブランドキーワードでなく
一般キーワードで調べます。

ブランドキーワードというのは例えば
Yamaha,Mizunoなどです。

これらのブランドはそもそも
なかなか卸してもらえないでしょうから
例としては不適切かもしれませんが
仮にAAAA,BBBBというブランドの
商品が展示会に並んでいたとしても
ブランドキーワードはほとんど使いません。

まれにそこそこ有名なのに
展示会に出展している企業があるので
その場合はブランドキーワードによる
集客が可能ですが
育っていないブランドの場合
ブランドキーワードによる集客はできません。

AAAA、というブランドが存在するとしても
そのブランドを知っている人が少なければ
そもそも検索する人自体かなり少なくなります。

そこで一般キーワードの出番です。

AAAA、これを仮に
スノーボードのワックスのブランドだとしましょう。

展示会に出展している企業は
こういうニッチな商材を扱っている企業が多いので
例として挙げました。

“AAAA スノボワックス”という
キーワードでGoogleのキーワードプランナーなどを
使って月間検索ボリューム数を調べてみましょう。

おそらくあまり検索数は多くないはずです。
集客ができていないからこそ展示会に参加しているのです。

この時同時に”スノボワックス”というキーワードでも
検索ボリューム数を調べておきましょう。

さらにAmazonの検索欄にも”スノボワックス”と入れます。

“スノボワックス スプレー”
“スノボワックス セット”などの
予測変換ワードが表示されるのでクリックして
検索結果を見ます。

そこにAAAAのスノボワックスがあれば
上出来ですがそもそもAmazonに商品が並んでいない可能性もありますし
前述の理由から上位に表示されない可能性も高いです。

この時他の商品が表示されているはずなので
その商品をチェックします。

チェックするポイントは次の3箇所です。

  1. 有名なブランド商品か否か
  2. 自分が扱いたい商品との類似点、相違点は何か
  3. 値段はいくらか

ライバル商品が有名ブランドばかりであれば
勝ち目はないのでその時点でその商品を扱うのはやめたほうがいいです。

またライバル商品と比べて遜色がない商品であれば
商品ページの集客力が弱いだけで
Amazon内SEO対策をしてあげれば上位表示できるので
Goサインを出します。

最後に値段です。
展示会で仕入れる商品はやはり
半値以下で仕入れたいところです。

繰り返しになりますが展示会は買い手市場です。
横柄な言い方かもしれませんが企業の商品を小売業者が
売ってあげるのです。

ブランド商品であれば買わせてもらう立場ですが
集客力のない商品を集客するには
販売者側に負担がかかります。

小売価格の半額以下で仕入れられて初めてその価値があるでしょう。
(適度に有名なブランドなどもありますので半値というのは目安です、
結局重要なのは個人でその仕入れ値で納得できるかどうかだけです。)

このやり方であれば人脈は必要ありません。
0からスタートできます。

輸出ビジネスなどはこの方法の延長線上にあります。

特別な方法ではありませんが実践できる人は少ないと思います。
結局行動する人は結果を手にし、知識だけを蓄えている人は
何も手にできないのはいつの時代も同じです。

今回の記事がどなたかのお役に立てば光栄です。

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