森平です。
中国輸入セラーの多くは
年間を通して売れる商品
いわゆるロングセラー商品を
扱いたがります。
確かにロングセラー商品を
増やしていく事で中国輸入は
安定しやすくなります。
ですが、それだけでは
なかなかうまく売り上げが
伸びない人も多いです。
そういう人は少し目先を変えて、
トレンド商品を扱うのもありです。
今回はトレンド商品の
扱い方とリサーチ方法を
紹介したいと思います。
中国輸入 トレンド商品とは
いつの時代も流行り廃りは
ありますよね。
トレンド商品とは
“流行”が購買のきっかけになる
商品を指します。
例えば、
今年の夏はポケモンGOが
社会現象になるほど流行りましたね。
今はだいぶ下火になっていますが…
皆さんご存知の通り、
ポケモンGOは実際に外を歩いて
ポケモンをGETするという
ゲーム性なのですが、
充電の消耗が激しかったのが
ネックでしたね。
そのためモバイルバッテリーが
ポケモンGOのユーザー数に
比例してたくさん売れましたね。
モバイルバッテリーは
航空便では送りづらいので
初心者には扱いづらいところですが、
話の本質は
中国輸入商品をうまく絡めて
トレンドに乗っかることで
短期間に大きく利益を上げることが
出来ると言うところです。
また、競合と同じスタートを
切れるので差ができにくいので
中国輸入初心者であっても
成果は出しやすいです。
ただ、
トレンド商品は
いつブームが始まるのか
いつブームが終わるのか
どれほど盛り上がるのか
この辺りの把握が難しいです。
そのため、
仕入れのタイミングと
適正在庫の見極めが難しく
過剰在庫や過少在庫のリスクがあります。
また、トレンド商品は
情報の鮮度も重要になりますので
常にアンテナを張る必要があります。
これもまたなかなか面倒くさいところです。
中国輸入でトレンド商品で稼ぐには
これらの課題をクリアする必要があります。
中国輸入 トレンド商品のリサーチ方法
トレンド商品をリサーチ方法するなら
Googleトレンドが最適です。
Googleトレンドとは、
Googleで特定のキーワードの
検索回数が時間経過によって
どのように推移しているかを
グラフで見られるサービスです。
また、検索回数が急激に増えた
キーワードも教えてくれます。
もちろん、無料で使えるので
安心してください。
トレンド商品のリサーチ流れは
- 急上昇ワードを調べる
- 関連キーワードを調べる
- 過去のデータを調べる
- 既存の近似商品の販売数を調べる
- 仕入れ数を判断する
こんな感じです。
トレンド商品は
仕入れのタイミングが
非常に重要です。
仕入れのタイミングを
外さないために
トレンドの情報を
いち早く掴む必要があります。
そのため、
まず急上昇ワードを定期的に調べ、
中国輸入商品と関連付けられそうな
キーワードを探します。
次に関連づけ出来そうな商品の
需要がこれから伸びるのかどうか
過去のデートをもとに調べます。
そして、既存の近似商品の販売数を調べ、
現状売れているかチェックします。
最後に過去のデータとも一度
照らし合わせて仕入れ数を判断します。
では、一度Googleトレンドを
使って解説します。
急上昇ワードを調べる
急上昇ワードはGoogleトレンドの
グーグル急上昇ワードで調べられます。
あくまでアイデアの
種ぐらいにしかなりませんし、
テレビや新聞から
ヒントを得ても何でもOKです。
広くアンテナを張ることが重要で
中国輸入商品と関連付けられそうな
キーワードを常に探します。
関連キーワードを調べる
中国輸入商品と関連付けられそうな
急上昇ワードを見つけたら、
関連キーワードを調べていきます。
例えば、
“クリスマス”というキーワードが
急上昇ワードにあったとします。
恐らく
クリスマスツリーや家を飾る
“電飾”などの需要が増えるでしょう。
この時、ユーザー目線になって
想像力を働かせることが重要です。
もし、思いつかない人は
急上昇しているワードを
実際にAmazonで調べると
関連商品が出てくるので参考にしてください。
過去のデータを調べる
関連キーワードの
Googleトレンドのデータから
どのタイミングで
売れるのか調べていきます。
Googleトレンドで
特定のキーワードを検索すると
下記のようなグラフが出てきます。
このグラフはピーク時を100%として
検索数割合の推移を表しています。
このグラフは“電飾”の
過去5年の検索割合の推移です。
やはり、電飾の検索回数は
明らかにクリスマスの検索回数に
影響を受けているので
例年、11月初め~12月終わりにかけて
瞬間的に検索される割合が増えています。
範囲を2015.6.1~2016.6.1に
絞って詳細を確認してみましょう。
だいぶ、見やすくなりました。
検索数=需要とも言えるので
11月初め~12月終わりにかけて
9月の2倍は“電飾”が
売れているという計算になります。
既存の近似商品の販売数を調べる
既にAmazonで売られている
電飾がどれだけ売られているのか
確認していきましょう。
この商品が中国輸入の商品かは
はっきりとはしませんが、
ほぼ間違えなくこの商品も
11月初め~12月終わりにかけて
売上は伸びます。
これに近い商品を
中国で輸入して
国内で販売できるのであれば
短期間で大量に販売できるでしょう。
仕入れ数を判断する
仕入れ数は在庫追跡ツールなどで
売れている個数を正確に把握して
9月頃からAmazonで当該の商品の
在庫数をツールを使ってチェックして
販売個数を計測して10月中旬から販売し始め、
11月~12月25日の間で売り切るプランを考えます。
Amazon内の検索順位や
競合との兼ね合いもあるので
一概には言えませんが、
例えば、
Googleトレンドで
9月中の検索数割合の
平均が40だとして
11月~12月25日
検索数割合の平均が
80ならば80÷40=2で
9月の販売個数の2倍
仕入れても大丈夫でしょう。
中国輸入 トレンド商品まとめ
トレンド商材やシーズン商材は
時期が過ぎると在庫を捌くのが
一気にきつくなります。
しかし、在庫を少なく見積もって
機会損失に繋がるのであれば、
トレンド商材を扱う意味も
あまりないかなと思います。
Googleトレンドで売れる期間と
需要の伸びしろを見極め
Amazonで近い商品の
販売数を調べて、
仕入れ数を決めていきましょう。
中国輸入でまだ成果の出ていない人は
トレンド商品を扱いながら、
ロングセラー商品を育てていって
みてはいかがでしょうか?