いつからだろう。
「商品は店舗で販売する」
そんな当たり前のことが
当たり前では無くなったのは。
いつからだろう。
ネット販売が主流になり
パソコンを使って商品を売ることが
簡単にできるようになったのは。
長い歴史から考えると
ほんの最近のことです。
店舗で販売する場合と
ネットで販売する場合とでは
大きく異なることがあります。
それは、
商品やサービスの伝わり方。
どんなにいい商品やサービスでも
それが伝わらなければ
消費者の心は動きません。
あなたは
うまく伝えることが
できているでしょうか?
ネットショップを経営し
オリジナル商品を売り込む時や
Amazonで新規出品をする時などでも
商品の説明を自ら考える時がきます。
物販に限らず
ビジネスをしている人であれば
商品の説明やサービスの説明を
「どう伝えようか」
考えた経験が
あるのではないでしょうか。
友だちや知り合いが多く
対面での交渉を得意としている方でも
ネット上でうまく伝えることができなければ
ネット販売で成功することは難しいです。
では、どういう風に伝えれば
ネット上で商品やサービスを
うまく伝えることできるのか。
そこには、様々な技術があります。
今回はその技術の1つである
「フレーミング効果」を活用し
ネット販売を成功へ導く方法を
記事でまとめてみました。
↓
「フレーミング効果?何それ。。」
と思ったあなた。
必ず読んでいってください。
ライバルと差がつきます。
フレーミング効果とは何か?
フレーミング効果とは
行動経済学に基づいた理論の1つです。
フレーミング効果とは、ある選択肢の判断を人が行う場合、その絶対的評価ではなく、自己の参照点(基準点)との対比において比較されるため、絶対評価とは異なる判断を導く可能性があるという効果のこと。 同一の選択肢であっても、選択者の心的構成(フレーミング)が異なると、意思決定が異なってくる効果のこと。
簡単にわかりやすく説明すると
「同じものでも、
伝え方が違うだけで
受け手の受け取り方が変わる」
という効果のことです。
例えば
「ネット販売の成功率は80%です」
「ネット販売の失敗率は20%です」
この2つは同じことですが
伝え方が違うだけで
受ける印象が変わってきます。
このように
同じことでも伝え方1つで
人の心は違う方向へ動く。
これが
フレーミング効果の力です。
ネット販売で使えるフレーミング効果
ネット販売において
商品やサービスの説明を記載する時でも
このフレーミング効果を活用することで
お客さんの心の向きを変えることができます。
例えば
在庫の限られた商品を
ネット販売する場合
「まだ○○個在庫があります。」
と説明するよりも
「残りたったの○○個です!」
と伝えた方が
お客さんの心に響きます。
ビジネス系の情報商材を
ネット販売する場合などは
「このビジネスの失敗率は10%です。」
と説明するよりも
「このビジネスは10人中9人が成功しています。」
と伝えた方が
お客さんに安心感を与えます。
どうでしょう。
あなたもフレーミング効果について
イメージ出来てきたのではないでしょうか。
フレーミング効果を活用した例は
挙げればキリがありません。
ネット販売における
フレーミング効果の実例は
調べればたくさんでてきます。
実例を真似するのもいいかと思いますが
目的が変われば伝え方も変わるので
注意が必要です。
大切なことは
お客さんの気持ちになって
どう伝えれば目的に繋がるのか
徹底的に考えることです。
目的の明確化と
ターゲティングができている方は
フレーミング効果を活用する際も
スムーズに進むかと思います。
キャッチコピー1つで
売り上げは本当に変わります。
フレーミング効果の効果は絶大
このフレーミング効果は
ネット上で商品やサービスの説明を
記載する時だけでなく
ビジネスでもプライベートでも
どんなことでも効果を発揮します。
ビジネスについていえば
リピーターを増やしたい場合や
社員の教育などでも
このフレーミング効果は
大きな役割を果たします。
やることは
伝え方を少し変えるだけ。
活用しない手はありません。
こういった情報は
知っているだけで
人生を変えるくらいの
計り知れない力をもちます。
これから、ビジネスでも使える
フレーミング効果の実践的なノウハウを
特別にあなたへご提供します。
フレーミング効果をビジネスで活用するために
何か目標を達成したいことがある場合
達成度の小さな部分に
意識を向けさせることで
目標達成の確率は上がります。
例えばポイントカードでいうと
ゴールが10ポイントで
現在2ポイントの場合
「残り8ポイントでゴールです。」
と伝えるよりも
「現在2ポイント溜まっています。」
と伝えた方が
利用者は小さな部分に意識が向き
目標達成へ向かいやすくなります。
このように表現の仕方を変えるだけで
達成度の小さな部分に
意識を向けさせることができます。
もし、紙のポイントカードを作る場合は
ポイントがたまる度に穴を開けるタイプよりも
ポイントがたまる度にスタンプを押すタイプを
選ぶべきです。
なぜなら
穴を開けるタイプの場合
残りのポイント数に
意識がいってしまいますが
スタンプを押すタイプの場合は
達成度の小さな部分に
意識を向けさせることができるからです。
また、このフレーミング効果を利用し
社員のやる気を高めることも可能です。
「仕事頑張ってくれているけど、
まだ目標の60%が残ってる。」
と伝えるよりも
「仕事を頑張ってくれたおかげで、
もうすでに目標の40%を達成した!」
と伝えることで
達成度の小さな部分に意識が向き
社員のやる気は上がり
目標達成の確率が上がります。
では、
もし達成度が50%を超えた場合には
どのように伝えればいいと思いますか?
考えてみてください。
大事なのは
達成度の小さな部分に
意識を向けさせることです。
「仕事を頑張ってくれたおかげで、
ようやく目標の70%を達成した!」
ではなく
「仕事を頑張ってくれたおかげで、
目標達成まで残り30%だけだ!」
と伝えるのが
正解となります。
大切なことなので繰り返しますが
達成度の小さな部分に
意識を向けさせることがコツです。
この技術は
説得の科学を研究するクーさんと
フィッシュバックさんも
研究結果で示している確かなノウハウです。
最後に
リピーターを増やすためにとるべき
王道的な方法はポイント制度です。
現在では様々なポイントカードが
世に出回っています。
あなたも
何かしらのポイントカードをもっていて
ポイントを貯めてませんか?
ポイントカードは店舗だけでなく
ネット上でも簡単に作成できてしまいます。
ネット販売成功に向けて
リピーターを増やすために
ポイント制を取り入れるのは
とても有効な戦略の1つです。
そして
フレーミング効果を知ったあなたは
このポイント制の効果を
より高めることができます。
またそれだけなく
誰かに仕事をお願いする時にも
このフレーミング効果を活用し
目標達成率を高めることで
あなたのビジネスは加速していきます。
フレーミング効果を理解し使いこなすことで
対面での交渉でもネット販売でも
SNSの投稿でも店舗販売でも
プライベートなことでも
すべて有効に働きます。
あなたの人生がこれからも
より輝くために
是非活用してみてください(^^)