MASAです。
どのくらいの収入を目指しているかは人によりけりですが、職業を選ぶ選択肢のなかにその職業はどのくらいの収入を見込めるのか?というのは1つの判断材料になるかと思います。
当然、Amazon輸入ビジネスでも同じことが言えます。
僕は実働=報酬という雇用形態の仕事をしていたため、自分の身体が動かなくなったときのことを考えて自分が稼働しなくても収入が得られる仕組みを作ろうと思い、輸入ビジネスという手段を選びました。
同じような理由で輸入ビジネスに興味をもち、副業として始めたいと思っている方もいると思います。
そこでこの記事ではAmazon輸入ビジネスを初心者の方でも成功するために知っておくべき7つのことをご紹介します。
関連記事:Amazon欧米輸入リサーチの全て【1から10まで】
資金が必要
特に欧米輸入にいえることなのですが、大きく利益をあげたいと思ったら資金が必要になります。
Amazon輸入ビジネスは
- 50万売上、利益10万
- 250万売上、利益50万
- 500万売上、利益100万
というビジネスのため、どれくらい仕入れられるかが収支を分けるポイントになります。
極端な話、利益率が10%でも100万売り上げられる資金しかなければ利益は10万ですが、1000万売り上げられる資金があればそれだけで利益は100万です。
資金力でできることも変わってきます。
例えば、ライバルとの価格競争に負けないために安く仕入れようと思えば、卸交渉が必要になります。
卸は基本「多く買うのなら、いくら安くします」という世界です。そこでも資金がないと割り引いてもらえないわけです。
Amazon輸入ビジネスは個人レベルでも少資金で始められるビジネスとしては再現性が高いビジネスモデルですが、資金力勝負のビジネスということは覚えておきましょう。
実績がでるまでには時間がかかる
今すぐに収入が欲しいという方にはAmazon輸入ビジネスは向いていません。
元々物販をやっていたり、資金がある方、初めから本業でスタートした方は少し話が変わってきますが、実績がでるまでには時間がかかります。
初心者の方は判断基準がないので仕方ないのですが「3ヶ月で月収100万超えました」というような記事をみると、そんな簡単にできるのかと思ってしまうかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。
では、具体的なシュミレーションをしていきましょう。
最もポピュラーなアメリカAmazonから輸入し、日本Amazonで販売。副業スタートで想定します。
- 4月1日 仕入れ開始、3〜5日で転送会社に商品が到着する予定
- 4月6日 転送倉庫に商品が到着し転送依頼をかける、4、5日で日本に到着する予定
- 4月11日 無事通関し、荷物到着
- 4月12日 検品・ラベル貼り・FBAへの納品
- 4月14日 AmazonFBA倉庫に到着
- 4月15日 在庫画面に反映され販売開始
おおよそではありますが、全てスムーズにいってこのような感じです。
もうこの時点で月の半分が経っています。初月の販売期間は残りの2週間です。
やっと販売できたと思っても息つく暇はありません。
仕入れしてから販売開始されるまで上記のように2週間はかかります。
販売開始されてから、また仕入れした場合その商品が販売されるのはもう翌月です。
いかに初月で利益を上げることが難しいかがイメージできると思います。
おおよそ、今現在進行形で行動を起こしていることの結果が表れるのは1〜2ヶ月先になります。
初めの2ヶ月はリサーチ→仕入れを繰り返し、在庫を積んでいく必要があるので、資金は目減りしていき黒字に切り替わるのは3ヶ月目くらいなので、今すぐ収入が欲しい!という方は別のお仕事をした方が賢明だと思います。
決して楽ではない
販売開始したとしても何もしなくて売れるわけではありません。
- 価格改定
- 在庫管理
- 収支管理
これらの作業をしないといけませんし、
- リサーチ
- 仕入れ
- 納品作業
本業の合間を縫ってこれらの作業を繰り返さないといけません。なかなか大変です。
また、初心者の方の多くが最初の目標として月利10万を目指しますが、それを達成するには少なくとも30万ほどの仕入れが必要になります。
初心者の方が30万分の仕入れをするにはかなりのリサーチ量が必要になります。
1個の商品を30万分仕入れて1ヶ月で全部売れてくれればいいですが、世の中そううまくはいきません。笑
基本的にはリスクを考え、多数の商品を少量ずつ仕入れし販売していく方法をとるので、初めはいかに作業時間を確保できるかがポイントになるのは想像できると思います。
独自の仕入先の確保・仕組み化、この2つが完成すれば1日1〜2時間くらいの作業で月利100万などは可能です。
ですが、そこに至るには様々な壁や難題をクリアしていかないといけません。
Amazon輸入ビジネスは楽して収入を得れるビジネスではないので気をつけましょう。
物販に赤字はつきもの
物販を行なっていく上で赤字はつきものです。
また、どんなに準備していってもそこに経験がなければ当然失敗もします。
ですが、それを必要以上に恐れる必要はありません。
僕も赤字の商品は普通にありますし、うまくいってそうに見えてるあの人も普通に赤字はあるはずです。
感覚的には2割くらいは赤字でも他で利益が出ていれば全体では黒字になるので全然やっていけます。
当然黒字だからといって赤字の部分をそのまま放置してはいけません。そこから何かを学び取り改善していくことです。
どうしても経験していないことは恐怖に感じると思いますが必要以上に恐れないようにしましょう。
Amazon規約は常に変わる
Amazonで販売してる限り、Amazonの規約は絶対になります。
基本的にAmazonで販売している以上、ルールが変わればそのルールに従わなければなりません。
Amazon的には「それが嫌なら自分で集客して自分で販売してください」ということです。笑
語弊を恐れずにいうと、Amazonのみで販売している限りはAmazonに依存していることになります。
でも最初はそれでいいのです。初めはAmazonの集客力を借りて自分の実力をつけていけばいいのです。
また、Amazonの規約改定や対応に過剰に反応する人もいるようですが、Amazonも完璧ではありません。
常に試行錯誤しながら、PDCAを繰り返しているのは個人も大企業も同じです。
規約改定は常にあると思っていましょう。
管理を徹底する
管理には色々ありますが、ここでいう管理というのは特に数字管理です。
売上、在庫、利益率、など物販にまつわる数字にはいろいろありますが、これらの管理を徹底することが成功への近道です。
たまに自分がうまくいっていない原因がよくわかっていない方がいますが、そもそもどこに原因があるかわかっていないケースがほとんどで、だいたいは管理に問題があります。
また、自己管理も決して疎かにしてはいけません。自己管理というは体調管理や行動管理です。
どんなに賢い人でも作業時間を確保したり、モチベーションを確保する工夫をしなければ成果を出すことは不可能です。
いきなり難しいことをやろうとしない
利益を出すには卸交渉して外注化すればいいんでしょ?
確かにそうなのですが、小売転売の経験もない初心者の方がいきなり卸に取り掛かっても成功率はかなり低いです。
小売転売で成果を出した経験があるかどうかはそれだけの差があります。
また、外注化というは自分の中でしっかり作業が落とし込まれていないと他人に落とし込むことはできません。
自分のステージに合わせて、適切な選択を選ぶ必要があります。
まとめ
- 資金が必要
- ある程度の実績がでるまでには時間がかかる
- 決して楽ではない
- 物販に赤字はつきもの
- Amazon規約は常に変わる
- 管理を徹底する
- いきなり難しいことをやろうとしない
この7つのことをおさえていれば、地に足がついた状態でしっかりとビジネスに取り組めると思います。
上記のことをあらかじめ知っているのか知らないのかでは運程の差があります。
精神的なところが多いですが、最終的には精神的な部分が成果を分けますので覚えておきましょう。