ネットショップ構想
ネットショップで何を売ればいいのか
悩んでいる方は非常に多いと思います。
ネットショップで扱う商品を考えるときに
考えるべきポイントは次の二つです。
- 何を扱えば利益が出るのか
- 何を扱いたいのか
意外と1番の方しか考えていない人が多いですが
それではまず間違いなく失敗します。
確かにビジネスとしてやる以上
利益を出すことは大切です。
しかし簡単に利益が出るのであれば
皆がやっています。
ネットショップ運営に限らず
どんなビジネスも最初は上手く行かないはずです。
そんな時に2番の何を扱いたいのか、
つまりどんなビジネスを自分をしたいのか考えていくことで
結果は大きく変わってきます。
利益だけを考えて
アパレルが儲かるらしい、じゃあアパレルをやろう。
と言う人と
服が好きだからアパレルを事業にしたい、
と言う人、
どちらが結果を出しやすいかは明らかです。
前者は上手くいかない最初の時点で
やっぱりアパレルは利益が出ない、
市場が飽和した、大手には勝てないと言って
撤退することが多いはずです。
そして次の”稼げる”商品を探し始めて
同じ過ちを繰り返し
いずれビジネスそのものの気力を失い
起業なんてリスクばかりだ、運の要素が大きい、
成功している人なんてほとんどいない、という
言い訳とともに去っていくことになります。
もちろん最初は興味が持てなくても
利益が出るからということで一生懸命勉強して
興味を持つパターンもあるでしょう、
それはそれで正解です。
ここで発想を逆転させましょう。
世の中にはあるとあらゆるものが売られています。
何を扱ってもいいのです。
極論商売として生業としている人がいる以上
どんな商品を扱おうが利益は出るはずです。
※ここまでは仮説に過ぎません。
実際には市場の大きさ、ライバルの存在などが絡んでくるので
その商売が成り立つかどうかはわかりません。
しかしその場合も例えばあなたが上手くいっていなくても
同じ商品を扱う他の人は上手くいっている可能性が高いです。
全くの新規事業であれば需要を計りかねますが
そのビジネスが世の中に存在する以上不可能はないと思ってください。
そうなるとやはり扱いたいものを扱うべきだと思います。
私は趣味が多いので
いくらでも新しいネットショップの構想が
思いつきます。
すでにもっと大きな事業を何本か
成功させているので
今更やる意味がないだけであって
1からスタートする必要があるのであれば
そのどれかを選択して起業しているでしょう。
その一つを例として載せます。
全てを書いてしまうと似たような
アイデアを温めている人に
迷惑がかかるので一つにします。
ネットショップの作り方
まず扱う題材は手品グッズです。
いわゆる「趣味」の分野の商品は
利益を確保しやすいので
商品自体の利益率は問題ないです。
しかしそこは全くといっていい程重視していません。
手品グッズを買うのは誰か?
当然マジックをする人です。
アマチュアの方が多いでしょうが
商品の質が良ければプロも買ってくれるでしょう。
商品を販売すれば当然顧客リストを
手に入れることが出来ます。
マジシャンは営業に困っています。
そこで営業を斡旋する別のビジネスに繋げることが出来ます。
またアマチュアのマジシャンのニーズは何か?
と考えるとマジックが上手くなることです。
何割かの人は出来るものならプロに
教わりたいと思っているでしょう。
ここで仲良くなったマジシャンに頼んで
受講者を募りセミナーを主催することも出来ます。
通常受講者を集めるのは大変です。
しかしネットショップの購入者リストが
そのまま見込み顧客になっています。
本当はただマジックグッズを並べて販売しているだけの
ショップから宣伝メールが来た所で
反応率はそこまで高くならないはずなので
普段からショップ自体をコミュニティ化する必要はあります。
電子書籍ベースで
マジック入門のPDFを無料ダウンロードさせるページを設けたり
(引き換えにアドレスをもらうのを忘れてはいけない)
サイト上でマジックの特集を組んだり
マジックの動画を載せることも出来ます。
またマジックはYoutube集客との相性がいいので
集客面でも動画を活用することが出来ます。
そして何より自分がマジック好きという立場から
始めたショップであれば多くのマジック愛好家の方々と
触れ合えるのはきっと楽しいことでしょう。
ここまで考えることが出来て
ようやくスタートラインに立てます。
ここから「マジックグッズ 通販」、
「マジック トランプ おすすめ」などの
キーワードを複数用意して
さらにその上でライバルサイトの強さを
調べてその上で行けるかどうか
判断する必要がありその部分は結構難しいです。
しかしそれを乗り越えることが出来れば
ネットショップで成功するかどうかの結果は
実際にスタートする前からほぼ分かることになります。
デザインがどうであるとか、
どこのレンタルネットショップがいいか、などは
後で考えてください。
それは全く持って些末な問題です。
ぜひ自分で本当に育てたいと思う
ショップをブランディングして
経済を活性化させるとともに
快適なネットショップ運営ライフを送ってください。
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